カメラ初心者必見!思わず微笑んでしまう、子供たちを上手に写す方法(第一回)

【子供との思い出は二度とやってこない瞬間】

パパやママ、じぃじぃやばぁばぁにとって、
最も機会の多い被写体はやはり子供たち(孫)になるのではないでしょうか?

生まれたばかりの超かわいい!赤ちゃんに始まって、どんどん成長する子供たちの写真を撮るのって、とっても楽しいですよね。家族の喜びでもあると思います。

でも、赤ちゃん以外は子供って結構動きまわるので、というか寝ているとき以外は止まっていないのが当たり前!カメラを向けても画面から外れたり、ブレブレだったりと撮る方も大変です。

せっかくの思い出の瞬間もちゃんと撮れてなかったら、あとでガッカリですよね。二度とやってこない瞬間であり、子供たちの成長や体験の記録を残すものですから、いくつかのポイントやコツを覚えて、絵になる写真を残してあげましょうね。

是非、動き回る被写体にイライラしないで、楽しく一緒に遊びながらどんどんシャッターを切っていきましょう!

【色々あるよ撮影準備編】

第一回目は、撮影の設定や準備、コツに関してを説明します。

【カメラの撮影モード】

子供たちの写真はなぜ難しいかというと、止まっていてくれないからですね。良い表情やポーズ、いろんな瞬間が来ても、それからシャッターを切っていては、ほぼ間に合いません。そこで連写モード(連続撮影)の登場です。

カメラの設定でシャッターを「シングル」から「連写(連続撮影)」に簡単に変更出来ますよ。

カメラを構え、会話しながら、一緒に遊びながら、『笑いそう』とか『良い表情出そう』と感じたら、そのまま会話しながら連続で5~6枚一気に撮ってしまいます。

上手く笑いが来たり、良い表情が来て、画面に収まったなら成功です!

不発に終わってもいちいち考えず、また会話しながら、次の『笑いそう』や『良い表情出そう』を待ちましょう。

一日遊びながら撮影した場合、200枚程度には十分到達すると思います。動きのある時は連写して、後で選ぶを基本にしてください。

【使用するレンズ】

レンズの焦点距離はいわゆる標準レンズを使用するのが使い易いでしょう。フルサイズ機で35mmから85mm、APS-Cサイズ機で28mmから50㎜を使用します。

出来れば背景等のボケ味が良いF値の明るい(F1.4やF2.8)単焦点レンズが望ましいですが、標準ズームレンズセット等のレンズでもOKです。この場合、そのレンズの最小F値を使用するようにしましょう。

【ISO感度について】

明るい屋外での撮影なら、ISO感度は100~400程度に決めておいて問題は出ないでしょうが、屋内や、日陰については早いシャッタースピードが設定できないこともあるでしょう。

ですから、子供撮影においてはISO感度をオートに設定し、いつでもシャッターが切れる状態にしておきましょう。シャッターチャンスに色々設定している暇はないのですから。

また、室内ではISO感度をあらかじめ3200以上に上げておきましょう。カメラの性能にも依りますが、あなたのカメラで実用に耐える(ざらざら感の気にならない)程度を知っておきましょう。

【子供を上手く撮るコツ】


子供を上手く撮る一番のテクニックはなにより、

「子供と一緒になって遊びながら撮る」

事だと思います。

常に話しかけ、ふざけたり冗談を言ったりしながら、コミュニケーションを続けます。ファインダーを覗いたままだと、子供からの反応が悪い場合もあるので、フレーミングしたら実際に顔を上げて、直接目を合わせて笑わせたりしましょう。

そんなことをしたら、手持ちだとフレーミングがズレすぎると言う方は、三脚や一脚を使って、ある程度フレーミングのズレや手振れを抑制しながら、顔を上げて会話しながらシャッターを切るというやり方もありますよ。

【画像の保存】

あと、画像の保存について。
子供の写真は一生の財産です。パソコンだけに保存しておくと、パソコンが壊れた時一緒に消えてしまうので、外付けHDDやUSBメモリ等への保管は必須です。

外付けHDDの例

最近はHDD(ハードディスク)やUSBメモリは大容量でも安価になってきましたね。

ックアップは複数用意するようにしましょう。

あ、もちろんCD-ROMやDVD-ROMに焼き付けてもOKですよ。

あなたもこれらの手順とポイントを押さえて、子供たちのかけがえのない体験成長の記録を写真に収めて見ましょう。

次回は、具体的な撮影シーン例を説明したいと思います。

是非チャレンジしてみてください!