なぜ思い通りの写真が撮れないのか?一眼レフカメラの上達方法はプロに聞け!

カメラ女子急増!

スマホが普及した今、写真を撮ることは日常に溶け込んでいますね。ダブルレンズやトリプルレンズを搭載し、今まで一眼レフでしか撮れなかったような背景をボカした写真もスマホで撮れるようになりました。凄いですね!

ただし、スマホの場合は写真合成画像エフェクトでボケを作り出しているので、ちょっと不自然なボケ具合になるのは否めません。

そこで、よりインスタ映えする写真や雑誌のようなおしゃれな写真を撮りたいと一眼レフミラーレス一眼を持って街をお散歩されている女子がかなり増えて来ました。

昔のように大きく重い一眼レフではなく、小型軽量デザインも可愛いモデルがたくさん発売され、女子ウケするカメラが増えたからでしょう。

高価なカメラを買ったのに・・・

画像引用:マイナビニュース

そうは言っても一眼レフやミラーレス一眼は結構高価な買い物ですね。

可愛くて性能の良い高価なカメラを買ったってのに、

「あれっ?こんな写真イメージと違う~!」

ってなっていませんか?

なぜ雑誌や写真集のような印象的な写真を簡単に撮ることが出来ないの?

せっかく高価な一眼レフを買ったのに、上手く撮れない!なんか機能満載で良く分からないと言う方が実は大半だと言う事を知っていますか?

ほとんどの方がオート設定で撮影しているのが現状なんです。

たとえあなたがプロと同じカメラを使ってみたとしても、出来上がる写真には差が出てくる。その理由を知りたいとは思いませんか?

簡単3ステップのカメラ上達講座

思い通りの写真を撮るための重要な2つのポイント

思い通りの写真イメージ通りの写真を撮るのに重要なポイントは実は2つです。

F2.8 1/30秒 WB曇り 京都 宝厳院

覚えなきゃいけない基本のテクニックと言うのはたくさんありますが、思い通りの写真を撮るために実践しなければならないポイントはたった2つなんです。

1.撮りたい写真のイメージを鮮明に持つ。
2.カメラの操作や設定とその効果を知る。

この2つです。

撮りたい写真のイメージを鮮明に持つ

高価な一眼レフなんだから、撮りたい被写体に向けてオート設定でシャッターを押せば、素晴らしい写真が撮れる!なんて思っているのなら幻想です。

思い通りの写真、イメージ通りの写真が撮れない!と思っているあなた!<思い通りの写真><イメージ通りの写真>とは「具体的に」どんな写真を指しているでしょうか?

例えば花の写真ですが、これは花菖蒲を撮影した時の物です。

撮影時に実際に考えている事とは?

菖蒲がたくさん植えられている池のほとりに立って、まずは「絵」になる花の個体を探します。姿形が綺麗な花の個体を見つけたら、その周りを移動したり、立ったり座ったりして、その個体がもっとも綺麗に見える位置を探します。

そして、その花1輪だけで撮るか?それとも周りの花も入れて撮るか?を検討し、この場合、他の花も入れてたくさん咲いていると言う事を伝えようと考えました。そして、池も入れて咲いている環境も少し表現したいとイメージしました。

周りの環境まで少し入れて撮影する為に選んだ画角はフルサイズ換算で50mm。あまり広角を選んでしまうと、主役の形がデフォルメされてしまうのと、背景に多くが映り込み過ぎるためです。

あくまでも主役は手前の花なので、構図的に右下に大きく主役を置くことにし、背景を緑の葉にすることで浮き上がらせ、左側に少し池を配して場所を表現し、上面に遠近感を使って小さめにいくつかの花を配する事で、たくさん咲いている感を出しました。また、空はこの際不要だと思って、やや下向きにカメラを構えて切っています。

イメージした絵に近づけるべく、主役や脇役の配置、光の当たり具合、色の対比、遠近感、不要な物を引き、撮りたい花と背景で全体のバランスを見ていきます。

ちなみに、花の場合は、強い太陽光が当たっていると花びらが強い影を作ってしまうので、曇りの日や日陰、雲で太陽が隠れた一瞬を狙った方が綺麗に撮れます。

カメラの操作や設定とその効果を知る

撮りたい被写体も撮影角度も決まり、カメラを構えて構図や背景の処理も出来たら、今のカメラの設定でイメージ通りの絵になるかを確認します。

絞りを開けて、被写体以外を全体的にボカすのか?それとも絞ってパンフォーカス的に手前から奥までピントをはっきりさせるのか?この場合は、主役以外はボカすが、池や他の花も見える様、少しディテールが見えるぐらいに絞ろうと考え絞りを開放から2段絞って設定。

明るさは、花菖蒲の「淡いはんなり感」を表現したいと思い、モニターを見ながらちょっと暗めでシャッタースピードを設定。

WB(ホワイトバランス)はオートで問題ない色再現だったので、そのままにしました。

これで、イメージした「絵」に対してカメラの設定も出来たので、ブレないように、また構図を外さないように水平を気にしながらゆっくりシャッターを押し込んで切りました。

イメージがなかなかまとまらないあなたへ

カメラ初心者は、そもそも現場で「絵」になるイメージが湧かないとか、まとまらないと言う方が多いと思います。

そういう方は、例えば今回の花菖蒲なら、雑誌やWEBでプロが撮影した花菖蒲の写真を見まくってください。そして、その中から「私はこれが好きだな、こんな花菖蒲の写真が撮って見たい!」という写真を見つけましょう。

あとは、TTPです。

え?何のこっちゃですって?

T(徹底)T(的に)P(パクる)ですよ!(笑)

出来るだけその写真に近づけるべくフレーミング光の当たり方背景色再現(WB)絞りシャッタースピードを調整し、現場で楽しんでたくさん撮影してください。

迷わず設定するには?

イメージした「絵」に対して、迷うことなくカメラの操作系を設定出来るためには、何が必要でしょうか?

それはポイント2の「カメラの操作や設定とその効果を知る」と言う事ですね。

カメラの機能全てを知る必要は実はありませんが、何処を操作することがカメラと言う機械が撮る写真にどんな影響を与えるのか?という視点で、最低限の操作とその効果を知っておく必要があります。

それを知っておけば、撮影の際に<イメージ通りの写真><思い通りの写真>に近づけることが可能になります。

上達方法はプロに聞け!

あなたの持っている一眼レフやミラーレス一眼の説明書は最低限読むとして、自分だけで何処を操作すれば写真の写りがどう変わるのか?を知るためにトライ&エラーを繰り返すのはあまり現実的ではありません。

膨大な労力と時間が掛かりそうですね!

そこで、雑誌や本を購入して知識を吸収するわけですが、やはり解説写真だけではあまりよく分からないと思いませんか?

そんなあなたに朗報です(笑)。

スポーツや音楽、料理でも最も早く上達できる可能性がある行動は何でしょうか?

それは、【プロに教わる】と言う事です。

ポイントを押さえ、基本から効率的に学べることで、あなたが自分でトライ&エラーを繰り返す手間を極限まで省いてくれます。あなたが行うのは、学んだ知識の確認作業として写真を撮り納得していく事ですね。

その先には、自分でイメージした写真を撮る際に、迷うことなくカメラの操作や設定が出来るあなたがいるわけです。

この講座は、写真を撮る際に、こんな絵にしたい場合どうするのか?人物、風景、花、物の撮影に分けて説明していますので、これら代表的なジャンルで、構図、バランス、色再現、イメージ再現を具体的に学べますよ。

写真の技術って、考えて見れば一生モノの技術ですよね!一度しっかり覚えてしまえば、趣味としても人によっては仕事としても、ずっと続けていける技術でお得感あります。


こんな講座を利用して、是非あなたも初心者を脱出してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。